24時間、あなたに語りかける 片山さつき 自民党 参議院議員

富士ハウス・日系ブラジルの方の帰国費用

 ブログへのコメントで、建設途中の方も、sp社に依頼しない方がかなり多いと察せられますが、費用的に無理なお話でしょう。
2度めの振り込め詐欺をおこさないように、金融庁も金融機関に今回の事件で何がおきていたのか、実態把握を求めていますから。

 そこで、昨日ようやく、予算委員会分科会の議事録が上がってきまして、国土交通省の和泉住宅局長が、「200年住宅について、最終的に完成したことを確認しないと、国としては補助金を出せないので、まだ国費は交付されていない・なるべくこの採択を受けた事業が破産管財人の下で完成にいたるように、私ども(国土交通省)も管財人の方にお願いし手間要りたいと思っております。」と答弁しております。

 和泉局長は、「被害者の方々同志ののご連絡や情報ネットワークはおつくりします。」、と言っていていますが、それ以外にもいろいろ働いていただかなければ。

 管財人さんは、悪質なケースへの弁済率を50%まで上げたようですが、まだまだ甘い!

 ことの性質上あまり書くわけにもいきませんが、みなさんからのご連絡はすべて拝見したおります。

 ところで、昨日ご推薦をいただいたある企業に、めずらしく日系ブラジルのからが数人派遣でまだ残っていらっしゃいました。日本語が分かる方だったので、「まわりや知人に、ブラジルに帰りたいけれど帰れない人、どのくらいいる?」と聞いたら「結構いる」とのこと。
 先日の自民党の雇用対策の小委員会で、外国人労働者問題を取り上げた時に、私から指摘を行い、他の先生方も、似たような感想を述べられたので、現在検討中の追加経済対策の中でも、「帰国費用補助」が取り上げられる方向です。

 

男は愛するものを守るために死ねるか。

 いつもとあまりに違うテーマですが、オペラで、主人公の男性が、愛する人を守るために、戦うストーリーを思い出そうと、今日昼ごろ新幹線の中で突然考え始めてはた、と。

 ない、ない、だって、ワーグナーって純潔な乙女が崩れゆく男性を救うような筋が多いし、アンドレアシェニエは、処刑される詩人を追って、女も一緒に死んじゃうし、、。しいて言えばトウーランドットかな、、。男が、命がけで女の魂を解放して救う、と言う意味では。

 実は、ここでは、守る対象は、女とは限らない、人が限界的な状況の中で何を守るか、というと一般的には、子供ですが、当地浜松には悲劇の実話が残っておりまして、16年間ここで過ごした徳川家康は、長男信康を殺させています。いかに戦国時代とはいえ、究極の選択をしたのでしょう。しかし、それは自分が生き残るためだけだったのでしょうか。

 彼なりの大義、つまり後世に残したいものがなければ、とてもできなかったことでしょう。それを実現できるのが、自分の長男なら、家康は自分が身代わりに死んで、長男に全てを託したかもしれません、が。その器ではない、と判断してのことかもしれません。家康は、その後単に天下を獲っただけではなく、最も安定し長期に続く幕藩体制を作りました。

 では、今の時代、政治家は何を守り、何を後世に残そうとするのか。

 私は、今からそれを見せてもらおうと思っています。同時並行で、自分も、自分だったらえどうするかも考えながらね。

浜松社会保険病院+我が国航空防衛+就職安定資金融資

 昨日は、浜松社会保険病院存続を訴えていらっしゃるみなさんが、議員会館に、何度目かの陳情にお見えになりました。
このお話は、社会保険庁解体のなかで、他の病院と一括して面倒をみてもらうこともできず、そもそも浜松医大のほうから医者も引き上げられてしまって、休診状態に立ち至っています。

 厳密には、私の選挙区ではないので、あまりでしゃばって動かないようにしておりましたが、なんどもお見えになるみなさんの、地域医療にかける責任感や熱意と、病院に対する愛着に感じ入りました。県内でも人口あたりの医者の数が多いといわれる浜松駅周辺の中で、唯一南部には救急病院がなく、たとえ2次救急でも、高齢化がすすむ地域のみなさんの不安感を思えば、1日も早く、対応すべきと、年初来、関係筋にお願いしております。

 前回同様、今回もみんなで記念写真を、とおっしゃるので、ぱちり!「今度はブログにのせましょうか?」とお聞きしたら。「どうぞどうぞ」とのことですので、来週のせます。




 国防部会の、防衛大綱見直しにかかる小委員会、いよいよ3月に入り、佳境に入ってきました。先日浜松基地を訪問し、みなさんの前で、講演させていただき、基地の全部隊を訪問して、ご意見も賜りましたので、這ってでも意見を言わなければ、、と地元の公式行事直後の新幹線で、滑り込みました。

 「17中期防で「新戦闘機の整備」を大臣折衝のうえ、政府として決断して入れましたが、未着手です。戦闘機においては、最先端のもの、もっとも高性能のものを保有することが、戦略的に重要。今日はF22バッジをつけてきました。」といったら馬鹿受け!そして、新型輸送機C-X。岐阜の各務原に見に行きましたが、日本の国益のため、航空産業というものを生かし育てていくためには、国産機を一定のレベルで作り続けないといけない。そのために、P-Xのほうは、当時の防衛庁長官が必ずしも賛成でなかった(ここでまた馬鹿受け、、当時のこと知っている方がみんな要所に座っているので)にもかかわらず、政府として総合的な判断で、両方とも国産を決めたわけです。一日も早く部隊配置できるようにしていただきたい。
 そして、パイロット問題、イラクから帰った優秀なパイロットの方が去年辞めて、問題になりましたが、そもそも今の若者は、進んで過酷な任務を選ぼうとしない傾向。よって、頭を切り替えて、途中脱落者が出る事も計算に入れて要員の枠を増やし、かつ目的意識・名誉・それに見合った待遇を与えることが重要。海外の実任務が最も多い航空自衛隊の部隊では、米軍並みの家族も含めたメンタルケアを空自の中でシステム化することが必要。」等々、大演説をぶってしまいましたところ、玉沢徳一郎先生から大拍手をいただきました。




 今日は、東京でとても重要な会議をとても重要なメンバーで開きましたが、いまは公表いたしません。

 夕方は、静岡の宅建協会との勉強会で、就職安定資金融資について、町の不動産屋さんから見た現場の声が。たしかにそういうことはあり得ると思います。ただし、悪徳口入屋的な輩の介在が、全体のどのくらいになるのかは、調べてみないとなんともいえないけれど、これまた貧すれば鈍す現象で、ありうること。

 一般の民間アパートも空きが多くて困っており、できれば政府の対策に貢献し、家賃も得たいところでしょうが、6か月という定期が過ぎた後、円滑に退去していただけるかどうかは、普通の個人家主さんや、小規模の不動屋さんには、大きなリスクでしょう。
 危機と戦うセーフティーネット議連で、派遣切りにあった方のヒアリングをした時も、何件も断られてようやく、受け入れてくれる家主さんが見つかったと言う話でした。

 ここは、先日東京都の局長さんも要望していたし、静岡宅建も希望しているように、地方自治体に多少安くても借り上げてもらって、また貸しする、その一部を国が補助する、というスキームの方が、提供されるアパートの幅が広がるのではないでしょうか。すでに、借り上げ費用を補助できるようにすることは、対策の検討の俎上に上がっていますし、我々も提言するつもりです。

 町の声を、政治の力で実行!それが責任ある政治です!

小沢党首側近逮捕+刷新!自民党

朝は、畜産酪農小委員会。引佐や浜北、都田、三ケ日、湖西などなど、酪農、肥育牛、養豚、養鶏、、、。みなさんのお顔を思い浮かべて、なんとか発言要望いたしました!つらい作業のなかで、債務は累積し、後継者問題も頭が痛い、コストは上がるが価格はあがらない、、そんな中で、TMRセンターを完成させ、前向きに耕作放棄地活用にも取り組む、品質には何より自信を持ってらっしゃる、すばらしい農家さんたちです。やはり、この不況の中での価格対策、、西川先生にもうひと頑張りしていただかなければ、、。私もいろいろ昔のノウハウで、動きます。

まあ、朝からどこに行ってもカメラで質問されることは、小泉総理の欠席についてどう思われますか、ですが、「私ははじめから定額給付金は政局にならない、とテレビ等で明言しておりますので、、。」とお答えしています。だって、赤穂浪士が、打ち入る前に、宣言したら、目的など達せられませんので、元総理のご意図は、はじめから今回のことで同調者を募るおつもりは、全くないと思っておりました。

小野次郎氏が退席したのも、みんなはじめ気がつかないほど、淡々とした採決でした。
日経のアンケートについて昨日も書きましたが、加藤寛先生が、静岡新聞のコラムでお書きになっていらっしゃるように、歴史的大局感をもって、民営化を遂行していく、もちろん過疎地の実務的な不便は、l可能な限り全て取り除きますが、旧郵政族の利権復活は、改革の後退どころか台無しであり、これをたくらむ抵抗勢力と戦わなければなりません。

それが、今回の、ことの本質ではないでしょうか。

小沢党首側近逮捕についても、多くのインタビューを受けましたが、他党の党首のご発言についてのコメントは難しいものです。せめて、「いつも改革を叫んでいる民主党の若手のみなさんは、それでご納得されるのでしょうかね、」と申し上げておきました。これを、千才一遇のチャンスとして、解散をという向きは、相当楽観的というか、ノー天気でしょう。

個人後援会への寄付は、報道によると、自民党にも、あるようですし、この悲惨な景気の中で、思いきった景気対策と、さらに思い切った断行策を打ち出さないかぎり、そう簡単ではありません、本会議後の、123回、「刷新、自民党」は、衆議院の53%をしめる自民党の123回生を集める、面白い試みですが、意味あるものにするためには、まだまだ、、。

脱官僚、政治主導は、この世代でやるべきだし、癒着、金権政治からの最終的決別も、我々の手でやるべきです。




日本経済新聞 2009年3月2日

小沢代表側近逮捕、毎日放送から富士ハウスでインタビュー

昨日、風邪ひきのお話をいたしましたところ、みなさんにご心配をいただき、本当にありがとうございました。
浜松のおかあさん、に美味しいおかゆを差し入れていただき、回復にむかっています。午前中だけお休みをいただき、でもいろんな人に電話しているうちに、すぐに時間はたちます。
午後から活動開始。某地域を地域選対本部長の、市会議員さんと、まわり、元気でました。

夕方は毎日放送から電話取材。実は関西に重大の被害者がおおいのですが、国会でとりあげられ、議連でとりあげたことで、責任追及にむけたてがかりが、できたので、社会悪追及に燃える番組スタッフが、頑張っているそうです。有名弁護士の木村先生も協力してくださるとのこと。
夜の大きな会合でも、浜松の経済界やマスコミの方々とお話しましたが、みな「富士ハウスのやり口はあまりにひどい。浜松の恥になるので、しっかり責任追及したほうがいい。」とのご意見でした。

夕方、民主の小沢代表の第一秘書が、西松建設事件で逮捕、との一報。またまた政治と金ですね。
わたしは、政治献金をすべて自分の党の選挙区支部できれいに管理していますが、今回の小沢さんのように、企業献金なのに、個人献金にみせて個人後援会にふりこませている人のうわさは、浜松でも聞きます。



そろそろ、総ざらいする時期ですね。政界再編ではなく、まずは、お掃除が必要でしょう。そして、本当に政策に精通し、命がけで国や地域の未来のために尽くす議員で、「政治主導」を実現する。

昨日の日経のアンケートで、郵政民営化「支持」52%,不支持はたったの18%。総合評価も、よくなった+変わらないが81%。悪くなったは12%。
4分社化についても、「維持すべき」が、32%、一部見直しの27%を上回っていますし、し、前回選挙で4分社化をしらなかったのはたったの13%。これを見直すなら選挙で国民に信を問うべき、がなんと59%。ということは、やっぱり4分社化もふくめた郵政民営化の大筋に、前回の選挙で国民は賛成した、ということではないでしょうか。

「改革後退への抵抗感は強い」とのタイトルです。
東京郵便局のビル化は、予定どおりおこなうとの修正が、今日行われましたが、当然でしょう。あれだけの空中権を、無駄にすることはない、これも国民の財産ですし、官庁関係の歴史建造物は、概観を保存しながら、中を改造して、高層ビルにしています、いくつも例がある。文化の保存と、有効利用は両立できるんです。そこで、賃料をかせげば、収益性は安定します。、はじめからそういうビジネスモデルで、国会でも随分やり取りがありましたよね。
みんな忘れてませんよ。
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