今日は、危機と戦う議連の中間とりまとめの議論のために、昼過ぎから東京へ。早川代表と、いつもお話するのですが、「若手のマグマ」というと、必ず一覧表に出てくる、この議連は、まったく、政局騒ぎと関係ない、とことん地道なものです。

 自民党で最初に、グループとして派遣村とお話をしたのも私たちですし、富士ハウス問題についても川崎における新たなシェルター視察、個別の中小企業の本音など、部会ではできなくて、議連ならできることを、ニッチにやっています、そして、女性の出席率が高い。

 官房長官も、与謝野財務経済金融担当大臣も、超ご多忙の中、お時間をとってくれることになりました。党幹部も。

 危機に際して、団結心が高まるのは、どこの組織も同じです。

 帰りが遅くなると、事務所の人のお迎えではなく、浜松駅から、タクシーに乗ります。浜松には、遠鉄、名鉄、光、スター、富士、とありますが、前二社が台数が多いのに、ここ最近偶然、演歌歌手佐伯一郎先生(うちの後援会代表世話人の末の弟さん)の一番弟子さんの光さんや、スタータクシーさんに当たります。

 聞いてみると、運転手さんの地元出身比率が、光さん浜タクさんのほうが高い気がしますが、なぜか8区の人に当たるんですよね。「この不況の中、息子が高校2年なんだけど、どうしたらいいかね。」「とにかく、何でもいいから、手に職つけさせてあげて!最近は、それでも仕事あぶれる可能性なしとしないけれど、まだリスクは低くなる。お父さんからよく言って聞かせてあげて。」「そうだね。」
 縦84キロ横25キロある浜松市では、タクシーのメーターは怖いくらいすぐ上がる、、。今日も深夜割増で、約3000円、、。つらい!といったら、「頑張ってね」と、励まされました。

 湯浅君と、堤 未果さんの「正社員が没落する」は、新しい論点、切り口にj気づかせてくれるいいレポートです。クールに恐い、でもそれが現実。貧困の実態を、真正面からとらえ、国として、政治として、その削減を目標にしなければ、事態は改善しません。

 セーフティーネットまだまだ戦いは、続きます。

 先日の、「男が命をかけて守るもの」コラムは、結構うちの後援会で好評です。なぜなら、「いつも固い話ばかりで読むのに疲れる。たまには、ああいうのがないと、、。」

 男は、守るより、守ってもらいたい人が多い。それも社会的地位が高く、こわもてな人、えっあの人が、とうい意外な人が。オペラの偉大な作曲家ヴェルディは、あらゆる職業で一流だったそうで、政治家もやってます。でも、書いたオペラに出てくる主人公の男は、、。
 願望なのかな。やっぱり本当の危機の時は、サッチャーさんじゃないけれど、女の出番と思います。男の持つ、いい意味での要領の良さが、危機突破には、足かせになるから。
 そういえば、帰りの新幹線でななめ読みした、井沢元彦さんの連載ものの中で、「信長が、部下を信用しなくなったのは、浅井長政の裏切りがよほどショックだったから。」という説をとなえているけれど。

  男性は女性的な面を持ち、女性は男性的な面を持つ人が、人の上に立つ人には多いというのが、私の人生経験での統計です。信長は、女性的だった、と私は思います。