昨夜から、ずっと日にちの変わり目がないような、充実した時間が続いています。12日の「郵政民営化をj堅持し、推進する集い」は、すごいインパクトでしたね。

 郵政解散の時とは比べモノになりませんが、小泉元総理のセリフも、言い回しも、非常によく考えられたもの(この方の場合はいつもそうですが)で、「自民党がどうなるか、みんな心配している。どうすればいいか、みんなの意見を聞いて、よい方法を考えようと思って、今日は参加させていただきました。」という、謙虚なおっしゃり方は、いい感じだな、と今更ながら感心致しました。

 報道されていない論点として、以下のやりとりがありました。

 私が、「今でも世論調査では、郵政民営化に賛成の比率は高い。ひところは、「小泉改革が格差拡大を招いた」という怨嗟の声が結構あった。しかし、その後の世界同時不況で、勝ち組がいなくなり、いま国民の不信をかっている格差は、官民格差であり、国民に耐えろというなら、まず行政が身を切れ!」という声が強くなっている。

 2005年の選挙で、一部の既得権を持つ人たちでなく、全ての国民の方を向いた自民党に、国民は、拍手したと思う。その象徴である、郵政民営化の価値を貶めようとする勢力が、かんぽの宿売却問題を、新たに一部の人の利益になっているかのように歪曲している。しかし、一括売却で、一定期間いまのままの営業・雇用を維持することを要件とすれば、もう一度入札しても、そんなに違った値段はつかないはずだ。こうなったらオリックスに全て情報公開してもらって、国民に実態をすべてみてもらえば、疑念は晴れるはず。トヨタでさえ、来期はどのくらい納税できるかわからない状況の中で、5000億円納税できる民間企業郵政グループを生み出しただけでも、国家にとって大きなプラスであり、民営化のメリットの中身を具体的に説明すべき。」

 と、申し上げました。

 小泉元総理は、「グリンピアも、かんぽの宿も、誰も行かないような不便な場所に、豪華な施設を建てて、民間より安い料金でやれば、赤字になるに決まっている。そんなものを造ってしまったこと自体が、問題なのだ。」


 これを、総理か総務大臣が、おっしゃってくだされば、国会での野党の追及に塩をおくるようなことにはならなかったはずです。

 今夜は、地元経済界の方たちとの会合に出ましたが、「片山さん、これで戦いやすくなったね、良かったね」と言われました。


富士ハウス問題で、被害者弁護団の、青山弁護士とお話できました。私達の危機と戦うセーフティーネット議連で、お話してくださることになりましたし、私も、浜松で行われる相談会に顔を出すことになりました。

国土交通省の2人の担当課長さんも、非常にまじめに対応してくれて、「長期優良住宅モデル事業の20年度予算分の適用があった物件約200件について、大半が2月28日までの引き渡しになっており、はじめから200万円値引きで契約されていること」、「12月頃から、富士ハウスが「エアコンなどをサービスするので多めに前倒しで払い込んでくれ」という営業をやっていた、との苦情を倒産後に受けていること」等を、率直に話してくれました。
 「これは公表してもいいですか」という問いにも、「当然結構です、。相談には、責任をもって答えていますし。」とのこと。

 少なくとも、報道があまりないのは、役所の圧力ということはありません。ただ、ことの重要性から、もっときちんとと取り上げていただけるように、私たちも努力します。

 青山弁護士に来て頂く時に、どなたか、被害者代表として、ご参加いただきたいと思います。多くても2名程度になると思いますが、お名前、契約内容等を公表できるかた、平日の昼間、永田町の自民党本部に来て頂ける方、募集いたします。

 片山さつきホームページへのメールで、申し込んでいただければ、こちらからご連絡いたします。このブログですと、ご連絡先が公開されてしまうので、この方法をとります。以上よろしくお願いいたします。時期は2月後半か3月上旬を考えています。