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「尖閣、魚釣島は、埼玉の民間の方の所有地を国が借り受けているとの説明を、内閣官房から受けています。仮に、日本国籍の民間人が居住を希望し、持ち主も許可する場合、受け入れてもらえるでしょうか?尖閣問題での国の煮え切らない態度に、日本中がいらいらしています、愛国心にあふれた方が、多様の不便があっても、自分が国境の防人になる、と実はすでに私に言ってきておられます、また、居住がだめだとすると、誰のどういう理由による判断なのでしょうか?
民間人の居住を断って、日本による実効支配を進めるというのであれば、国の機関による利用、たとえば自衛隊の演習、駐屯、海上保安庁の灯台以外の施設での駐在を考えていただけるのでしょうか?」

先週金曜の、私の本会議での代表質問の最後の方で、これを聞きました。答えは、「自然環境を残したいので、何人たりとも上陸させないという持ち主の希望で、認められない」

つまり、「仮に持ち主が許可すれば」には答えず、実効支配を強める方策にも答えませんでした。これは他の議員の質問に対しても、似たり寄ったり。演習も駐在も、何もはっきりさせませんでした。

今日の午後、某週刊誌から、質問があったので、「動画があちこちにアップされてるので、正確にやりとりを書いてください」と申し上げ、背景を少し説明しました。

政権与党が長かった党が野党になると強い、と思うのは、外務大臣や副大臣、政務官などの経験者がわが党にはたくさんおり、この「木で鼻をくくったような、持ち主に責任丸投げ答弁」は、「そうしておいてくれないと、都合が悪い」ということから来ている「定番」だと、みんな知っています。実際魚釣島にアクセスしようとすると、いろんな役場で、「上がそういってるから」という反応になるんだそうです。
私に、希望を申し出ていらした某氏、それでもあきらめずに、月内に石垣へ、、。
「どうしても無人島を有人島にしなければ」

もちろん、自民党だって踏み切らなかった、と言われると、そのとおりですが。 ここまで押し込まれるような状況は、自民党は作っていなかったので、やはり、持ち主の責任にせず、「国として、無人島を有人島にしたいのです。」といえば、それは可能なはずなのです。

あとは、決断のみ。

そういえば、この島、中国だけでなく、台湾も領有権を主張していますが、この地図は、1960年の中国の地図と、1965年の台湾の地図。

同様の地図は、外務省から自民党の部会にも配布されました。

前にもブログに書きましたが、父方朝長家は、内務官僚が結構でていて、台湾総督府司政長官、局長も祖父大叔父などにおります。

今の日本政府の顛末をみたら、台湾やジャワまで司政していた方々はどう思うのかな、、。