この一ヶ月、1000年に一度?の大津波大震災という状況で、協力できるところは全て協力、自民党の申し入れの3日後に「政府案」として新聞に出て、政府の手柄になろうとも、ひたすら実務的な提言をし続けている、我々「東日本大震災緊急法整備等対策プロジェクトチーム」。
 3月11日以来、一貫して総裁から我々現場の責任者レベルまで、言い続けている、『予算とは、優先順位の選択」、『ばら撒き4Kは、撤回して震災対策に充てるべき」
 政府与党は、もう少し配慮すべきではないでしょうか?

 我々が、谷垣総裁をヘッドに、官邸に「第一次震災対策提言」を申し入れに行った翌日、唖然とする記事が、日経や朝日の一面にでかでかと。
 『震災復興財源は、国債の日銀引き受け。民主党のプロジェクトチームが、検討」、ないしは「政府が検討。」

 菅総理が谷垣総裁に対して「この164項目は、大変有益でこれに沿ってやりたい。きっちりと返答する」と言った翌日、新聞に、民主党の中川議員がヘッドの検討チームの素案が、あたかも政府案にように報道され、国債市場が反応し、金利が跳ね上がりました。

 これで財務省によほどお灸をすえられたのか、第一次震災対策補正予算は、国債の追加発行なし。
規模も、4兆円ではとても十分とは言えませんが、瓦礫の除去にしても、仮設住宅にしても、阪神のときにくらべてあまりにペースが遅く、これでは、補正予算を見積もろうにも、当面の分しか予算計上できないでしょう。
 その点をわりびけば、我々が現地の要望をくみとって練り上げた提言の数々に、「着手だけはしよう」、という最低限の努力のあとは、みうけられます。
 問題は、財源。

 子ども手当、これはもう国民の8割がこの緊急時には、いらない、という反応なのに、1万3000円は、払い続けるという、。自民党は断固6月以降廃止!!  これだけで、1.3兆円もの財源が出るんです!!宮城県福島県岩手県のみなさん、避難所のみなさん!

 ODAの2割、1000億円削減だって、このブログで紹介したように、世界中からの日本への支援に対して、野党が多数をしめている参議院でお礼の決議をしました。政府がはっきりしたメッセージを出せないからです。
 大学の同期生の松本外相、予算委員会で会ったときに「あなたの仕事は世界中にお礼を言うことよ」とはっぱをかけたのですが、あまり目立ってませんね。だから野党が多数を占める参議院が先行!
 ようするに、この状況で、2割削減は、ムリ。これについては、民主政権からの第2次案では、削減幅を半減した案が出ては来たけれど。

 一番わけがわからないのは、あれほどこだわって当初予算で『年金財源」に充てようとしていた、埋蔵金、特に鉄運機構にたまっていた旧国鉄の金をあわせて、合計2,5兆円を、この補正、震災対策に充てると言っていること。

 結局、一般会計が年金特別会計に借りるということになるので、要するに借金。これなら自民党が提案しているように、素直に、震災復興債を出して、他の国債と分別管理したほうが、よほど素直でわかりやすいです!

 お金を使うほうについては、自民党の申し入れ、「子どもの命、避難所としての重要性にかんがみての学校耐震化の追加」、私たち経済産業グループが、現地産業の壊滅度を見て、主張している、「0金利貸出のための利子補給」この2点についてだけは、「ちょっと色を付けてくれた」回答が来ましたが、、。

 ガソリン値下隊、あのおふざけについて、最近は口をつぐんでいますが、小沢さんのグループは、「ガソリンが160円を3ヶ月うわまわると突然暫定税率分が引き下げられて、税収がドカーンと減る、ガソリンスタンドの現場は大混乱する、「トリガー税制」」いまでも、これにこだわって、民主党内でもめそうです。
 こちらが更なる混乱をさけ、山ほど必要な道路や海岸や河川などの公共事業の財源になりうる税収「1,6兆円」が減ってしまう事態を回避しようとしてあげているのに。政府の立場に配慮して、自民党や野党が言い出してあげているのに、民主党内がまとめられない、、。

 あなたたちは、まじめにやっているの???

 公明党の政策幹部ともお話しました。
 一時、公明党の『子ども手当を児童手当と同じ1万円に引き下げ」、「所得制限つき」、で与野党の話し合いが始まりそうだったのですが、
 「一次補正の予算案の輪転機はもう回っていて?財源の抜本修正は、実務上できない」とのこと。、これは、不誠実ではないですか?

 心情的に、一次補正には賛成したい方向に傾きますが、、。これはほんの第一弾、、。2次補正では、3%の消費税増税が、新聞にリーク、、。
 これでは財務省主計局案とかわらないわ。中にいた私には、手にとるように彼らの思考回路がわかります。

 この政権は、政治主導を完全に放棄したようですから、これからの政策議論は、霞ヶ関対自民党ですね!