3,11から半年。
あらためて、日本のエネルギーについて、振り返って深く考えさせられるタイミングで、日本で初めて、唯一、超法規的措置?により停止中の浜岡原発をかかえる静岡の県庁所在地で、原子力を正面から捕らえたセミナーを開催させていただきます。明日、9月12日、月曜、午後5時から。
 中電浜岡原発を除くと、電源開発の佐久間ダム以外に大きな発電所を持たない、企業における大規模自家発電装備率も、となりの愛知に比べると、あきらかに低い、、。。にもかかわらず、自動車をはじめとした輸出産業の基地のひとつである、静岡で、おそらくはじめて、原子力学会の権威のおひとりで、原子力行政にも直接委員長として関与されてきた松浦博士をお迎えする。

「浜岡ショック!静岡の産業とエネルギーは大丈夫か?」

静岡駅前のセンチュリーホテルで、5時からセミナーを一時間強、6時半からは、懇親会、自民党の大島副総裁にも来ていただきます!

発起人にもなっていただいている、静岡県政を支えてこられた重鎮の方々は、浜岡ができたときから、地震の断層があると承知のうえで、地震に耐え得る原発、の議論を重ねてこられたそうです。
 なぜ長い海岸線のなかで、浜岡だったのか、、。他の候補地もあったが、住民は反対し、一番財政指数の弱い浜岡となった。津波も想定してきたが、今回の東日本大震災を見て、従来の想定では低いということは、誰しも痛感。

県内世論は、浜岡停止に7割賛成です。この夏、中電管内の節電率は7%、率直にいって、あまり節電苦を言う声は大きくありませんが、大手自動車系は、土日出勤、週中休み、変則営業による影響はじわじわ出てます。  県の東部は東電管内で、こちらは二桁の節電率なので、結構きつかったと言う声。いざというときのために、自家発を設置した店舗は、東部のほうが多いと聞いています。

 しかし、静岡にもっともダメージだったのは、「30年以内に、東海大地震が起こる。切迫した危険性がある」
と、国家により断定されてしまったことです。
 観光、修学旅行のキャンセルは空前のレベル、東名、東海道線より海よりの土地はまったくうごかなくなり、暴落。新規進出は、あったとしてもかなり内陸。内陸の用地は限られています。

 地震予知というのは、そこまでのものなのか?米国であれば、訴訟対象でしょう。
 農業の主力がお茶であるのに、民間検査で基準を上回るセシウムが検出され、静岡茶は、大打撃をうけ、すでに第一回めの賠償は請求しましたが、それだげでは到底カバーされない風評被害と戦いつづけなければなりません。
  そして、円高の影響も産業構造上、他県より深刻、という状況のなかでのセミナー、ぜひご参加ください!
 もう、今日の明日ですので、直接静岡センチュリーホテルまでご連絡ください!