今日は衆院の予算委員会も行われましたが、韓国が野田総理の親書を送り返すと表明し、午後には送り返すアクションをとり、実際に外務省まで大使館の参事官が車で返しにきたのを、入れなかったこと、など、ありえない動きがありました。

外務官僚たちも、一生懸命やろうとはしているのでしょうが、なにせ、上に乗っている政治レベルが外交不慣れ、ルート持ってない、なので混乱気味。もともと官僚は前例のない事態への対応は、非常に苦手。

 事前にどういう親書かを公表し、報道されたことを難癖つけられ、その次には竹島と書いてあるから受け取らない、と言い出す韓国の反応、これは言語道断の子どもの対応ですが、ついに郵送で返すことになったようです。
 
 日本側は、せっかく呼び戻した武藤大使もすぐにソウルに帰ってしまったし、次の大使の人事ばかりがリークされているのもおかしい。政府部内的にも、手続きミスであり、良い人事であっても、つけこまれてしまいます。
 
 日韓スワップ協定については、民主政権が日和る、松下金融担当大臣が慎重論をとなえる、などあったので改めて確認したところ、拡充分は、10月でやめる(韓国側がいってきたからやったことで、国民感情に背いてやる話ではない)方向のほうです。韓国国債購入については、具体的に全く準備してないとのこと。
 あとは、既存の日本から韓国への貸し付けの残債をどうするか、などさらにできることをご徹底的にあらいましょう。
 今日は、技術士の韓国からの訪問をこのまま名古屋に受け入れていいのか、というご意見もいただきました。

 午後行われた超党派の領土議連には、尖閣に言ってきた自民、民主の5人の議員が参加し、ビデオを見た後、それぞれの思いをのべられ,意見交換を行いました。当日の天候は私の知る限り、ありえないようなベタ凪の海で、神のご加護があったのでしょうか。これなら倒れる人もなかったろうと安心しました。
 私からは、平生の「尖閣諸島を守る会」の活動に対する平沼名誉会長、山谷会長以下議連のご支援に感謝申し上げ、今後は、守る会として、漁船ではなく、観光的な航路をとれるような船の取得、国民一般が、その船で尖閣諸島を間近にみて、素晴らしい海洋資源にふれられるようにする方向で検討していることを、ご報告をもうしあげました。

 是にたいしては、海上保安庁も、「船が条件を満たしていれば可能である」とちゃんと回答してくれました。
すでに、国土交通省にもその点は確認しています。

 こうすれば船酔いに自信のない方々も、尖閣を間近に見ることができますし、ここが国境だという意識を国民に広めることもできます。
  東京都から参加した小磯都議も出席しておられたので、昨日政府が受理したはずの、東京都による尖閣諸島上陸に対し、「このタイミングで不許可にすることは、非常に大きく誤ったメッセージを与えてしまうので、なんとか許可するように」と政府にも要請し、議連としてもそれを後押しするように、要請しました。