先週の、新潟講演の後、公立の中学高校の海外への修学旅行、とくに現地で反日デモ等が行われ、海外渡航に注意が必要とされている中国や韓国に行く場合について、私の質問主意書に対する政府の答弁をみても、だれが事故の場合の責任を負うのかがはっきりしていない問題について、新潟県議会の自民党幹部や若手の方々に、私の懸念をお伝えいたしました。

 県立新潟中央高校の場合、女子高であり、女子高生が韓国の一般家庭に少人数で宿泊、という、警護がしにくい状況の旅程になっていて、これだけでも十分???ですが、出発予定の10月中旬には、韓国の国会議員団が不法に竹島に上陸しようとしているとの情報があり、日本側は当然断固抗議し、、反対行動も行われるでしょうし、韓国内ではそれに反発て、一般市民等の行動がエスカレートする、という危険な状況が予想されます。

 なんでわざわざ?「県立」高校ですから、「校長が勝手に判断した」といっても、県の教育委員会を含む行政や、県政の責任も。万が一のことが起きた場合には、当然免れないでしょう。
 しかし、今日まで、この件について、県議会では議論になっていなかったそうです。

 それを早速本日の県議会で、議長も経験され議員歴30周年、先週のさつきブログご登場の石井修県議が、若手のエース小林県議とのコラボで、文教委員会で、質門してくださいました。

 県教育委員会の答弁によると、新潟県では、この秋海外に修学旅行にいく高校が8校あって、グアムに2校、これは特に問題にされていません。上海に2校、これはさすがに1校はとりやめる方向、そして韓国には新潟中央高校を含めて、4校も行く予定だったそうです。

 日韓日中関係の緊張にともなう、従来と異なるリスクについては、校長に一任しても、事故の責任はとてもとりきれないので、「教育委員会としても、慎重に再検討する」、との答弁を引き出せたようです。

 保護者の方々をふくめ、なぜこの状況で韓国や中国なの?という多くの不安や疑問に一部はお答えできたのではないでしょうか?

 詳細なやりとりなどは、議事録ができ次第掲載させていただきます!