野党時代から、日韓スワップ協定について、国会質問等してまいりましたが、ついに残った100億ドルもあと10日ほどで、期限となります。

 この種の協定は、ご承知のとおり、お金を貸しているわけでなはなく、かつてのように韓国の通貨、ウオンが暴落した場合のバックアップライン、というか、買い支え介入資金の保証のようなものです。

 今の韓国は、どちらかというと、ウオンが相対的に高くなっていて、それに悩んでいる状況で、ウオンを買い支えなければならないような状況とは、真逆であります。

 しかも、公称、外貨準備は、十分にある、わけですから、韓国の国内政治情勢にかんがみても、あと10日の間に延長要請をしてくる可能性は、極めて低いと思われます。

 日本の財務省のスタンスとしては、財務大臣が何度も国会でお答えしているように、相手国の要請なければ延長なし、なので、そのまま廃止になるのではないでしょうか。