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エベレストへの登山ルートの村々の石造りの家屋は、下の資料にありますように、想像以上の全壊状態で、現状ネパールにある素材やネパールの大工さんでは、再建不能。しかも6月から雨季に入っており、とりあえずインド製のテント(日本製は高すぎる)で豪雨に耐える住空間確保を確保、これが、まず喫緊。
私も、内閣府参与と話して、日本の建築技術者を派遣し、原地の建設資材を用いて日本の技術で、日本の顔の見える住宅支援が出来ないか、プッシュしてます!
地震勃発当初、食料物資をカトマンズからネパール各地に運んだ米軍のオスプレイ他のヘリが非常に感謝され、ネパール人が拝んでいたそうです。日本の自衛隊は、検討はしたけれど、高地で山を越える技術的困難とそもそもヘリを持っていくのが困難と判断した、との説明が政府からありました。
支援としては、発災当初から隣国のインドと中国がめだっており、支援会合でも最大の10億ドル出したインド、その次の約5億ドルの中国が上位。日本は2、6億ドルをプレッジしましたが、現地人から見ると、全く顔が見えていないとの野口さんの御所見は、政府としてしかと受け止めるべき!
エベレスト最大級の氷河湖にヒビが入っており、夏の水位上昇に耐えられるか等、決壊対策も急務ですが、かつて2009年頃までは日本がこの分野、調査協力していたのに、その後止めてしまったそう。

崖崩れもあちこち放置され、安心できる避難場所がないという現地で、今までのところ、暴動も略奪もないネパール。日本の震災にも、いち早く支援して下さいました。観光客は激減しており、シェルパ達が失業状態、日本の山岳地帯で、一定期間のみ働けないかとのご要望も含め、たくさんの宿題、しっかり対応していきます!


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