今朝の国土強靭化委員会で、熊本・大分地震の現地情報や経験を踏まえ、私から次の提言を行い、政府、内閣参与が検討を約束しました。

・東日本震災以降、石油やガソリン網の強靭化はかなり進展しているが、今回も熊本市中心部含め、病院や特別養護老人ホーム、社会福祉施設等、多くの病人、高齢要介護者を預かっている施設で停電や断水が2、3日目位から、かなりのストレスになっていた。非常用のバックアップ電源が弱いし、我々が4月に総理に提言したように、自立分散型電源、ボイラー等にすることで、少なくとも3日、できれば1週間位の停電や断水に耐えられるようにしていくべき
秋以降、震災の中長期復興で補正の第2弾が出来る時に、こういうものを盛り込むべき。

政府の回答、、まさに1番弱い部分で、かつ、手も付いていない。ガスコジェネ等も比較的強靭なので、対策を入れていきたい。

・がれき処理については、去年改正した廃棄物処理法が効果出ていると、実際に熊本で作業助けている産廃や運送の若手が言っている。熊本市が法律を使ってすぐに業界に処理依頼を出したから。ただし、昼夜問わず作業していると、労基法違反を取られる。現場からは、少なくとも非常事態的にドタバタしている間は、適用除外をしてほしいとの要望がある。

担当者おらず、持ち帰り検討。





・住宅の耐震基準について、現状では補正率がかけられ、地域によっては緩和されている。今回起きなさそうな地域で想定外のほ長期振動となり、基準を見直すべきではないか。

政府の対応、確かに補正率があり、これは問題だと思うので、検討開始する。

これは住宅業界に大きな影響ありますが、一生の財産であるマイホームが築年浅くて壊れるようでは、、なので地震保険の仕組み問題も含めて検討から逃げてはイケマセン!