本日、自民党岩手県連合会政調会長である岩崎友一岩手県議会議員、ご地元橋本英教代議士はじめ、自民党大槌町支部の皆様から東日本大震災津波復興に関するご要望書を承りました。

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要望項目内にある、「浪板海岸砂浜の再生に向けた支援」については、再生はもとより、被災地の自立支援やスポーツ支援にも直結するにも拘わらず、この砂浜の管理者が決まっていないこともあり、県や復興庁との間で話が進みません。

陳情 机


浪板海岸は、寄せる波はあっても返す波のない世界でも珍しい「片寄せ波」で有名な海岸で、夏は海水浴場として賑わい、またサーフィンのメッカとして人気の高い海岸であります。

波板


しかし、現在の浪板海岸は、未だ復旧の目途が立っておらず、観光客の激減をはじめ、砂浜の消失によりサーファーのみなさんの足が遠のいており、地元住民の大事な観光収入もありません。

浪板海岸とオリンピックがリンクすることに関して申し上げますと、NSA(日本サーフィン連盟)によれば、サーフィンの競技人口は世界3,000万~4,000万人、日本では約200万人いるそうです。また、同競技はIOCの決定により、正式に東京2020オリンピックの正式種目に決定した経緯もあり、今後競技人口が増加すると見込まれているスポーツでもあります。

したがって、浪板海岸の再生は復興という面だけではなく、観光やスポーツ振興にも繋がると考え、応援して参ります。

私は、「東日本大震災復興特別委員会」の理事、自民党政調会長代理(復興・災害対策)の大役を拝命しております。全力で今国会に取り組んで参りたいと思います。