

4年ぶりに、慶應義塾大学経済学部講座「金融資産市場論」で、講義致しました。
教室は、500人弱の生徒さんで満員。
22年度予算について、
概算要求基準を撤廃して、作り直した経緯
小泉政権の30兆円新規国債発行額に擬せてか、約44兆円枠というのを設定したが、当初予算同士を比較したのではなく、21年度の補正後と比べたので、あまり合理性はない。横に並べれば、国債発行が膨張していることがわかる。
埋蔵金=税外収入も、21年度と比較すると、9兆円と10兆円の差。しかも、これから貯まるであろう分を 先借りする、という禁じて?まで使っている。
予算案ができた後に、成長戦略を出すなど、「国ができる最大の経済対策」である予算の趣旨が不明確
景気が危ないといいながら、公共事業を18%減らしているが、マクロ経済への影響の説明が不十分。
子ども手当は、今の借金が半分の予算の下で、子どものいない家庭から子どものいる家庭に所得再分配するだけでなく、国債が60年返済である以上、未来の世代との再分配になるが、この人たちは先般の選挙に投票できなかった。
赤字国債の増発はなく、二百兆円の予算の1割は無駄、マニフェスト項目の実施は無駄カットと埋蔵金で可能、といって成立した政権の予算であり、マニフェストは半分くらいの実現、財源は、無駄カットも埋蔵金も、自民党時代とあまり変わらない、という状況で、これから新大臣が予算委員会に臨むわけだが、みなさんの肩にのしかかる借金ですから、議論の帰趨をよく見ていてください。
てなことを、データ配布して、時々学生に質問しながら、50分。
国債が10年ではなく、60年償還であることを知っていた学生さん、、なんと1割いらっしゃらない。
事業仕分けのテレビかネットを見た学生さん。8割。何らかの肯定的評価委をする人、、遠慮したのかしら?「私も予算の見える化という意味では、ポジチブです」と申し上げたのですが、1~2割、と少なかった、、。
一番学生さんが反応したのは、「みなさんのライバルは、この部屋にいる人たち同士ではありません。アジアの同世代すべて、いえ世界がライバル。慶応と同等のアジアの大学生のほうが、英語はずっと上手いことを忘れないように。日本は、先端分野で勝っていくしかない。そこで自分を磨いてほしい。」
という話をした時でした。
寝ている人も非常に少ないし、メモを取ってすぐ提出というシステムは、いいですね。





私達が求めるものは、要するにその場しのぎの予算編成や国家論などではなく、国際社会で日本の活性化した将来を求めていると思います。
now..new..next..の世界で経済は成立すると思いますが、今、向おうとしている方向は国際社会で孤立しそうでとても不安と心配です。
是非とも、片山さんのメッセージを日本中に発信してください。
片山さんならきっとやり切れると確信しています。
24時間365日で頑張って下さい。