昨日の予算委員会、社民の福島党首が、枝野経産大臣に厳しく詰め寄り、「現時点では賛成とは言えない」と、目の前で聞いていた私も、「えっ？」と思う踏み込みを、福井県の大飯原発再開問題について引き出してしまった。
京都と滋賀の知事は、再開に反対。福井県ではないにしろ、どう考えても放射能が流れる先なので、これら２府県は「地元」でしょう。それは枝野氏も認めた、したがって、現時点では地元の同意も理解も得られてないのだが、理解は得る必要あるが、同意が要件とはいわない。それが今の役所のラインのようだ。民主政権は、役所のシナリオに乗っているので、一度「大飯から再開」と決めたらそのシナリオの想定問答しかないのだ。お気の毒に。
状況が不利と見て、そこから苦し紛れに逃げようとする枝野氏に、政権交代の時の精彩はないし、なぜか原発事故直後、しょっちゅう会見していた官房長官時代、マスコミに受けていた（その後、すべて口からでまかせに近い言い逃れとわかった）輝き？？もない。
案の定、今日になって、発言が微妙に修正、再開の含みをもたせ始めた。
そこを、すかさず突っ込む、「脱原発」の維新。 屏風の前のような場所でマイクを向けられ、なぜか両方忙しいはずの大阪市長と府知事が並んでいるのが、私には吉本の漫才コンビに見えた。
「理解も同意も一緒でしょう？国が責任とれば？」
多少の停電があっても、止めよう、という彼の主張は、福島第一の現状把握がここまでおぼつかない現状では、国民に受け入れられやすい。関西の夏が今年、どのくらい殺人的に暑いかしれないが、大阪万博の夏、日本中に今よりずっと冷房が少なかったことを思えば、耐えられる人は、耐えられる。
企業の海外移転は確かにさらに、背中を押されるだろうが、大阪が都になれば、企業誘致で活性化、と叫んでいる市長からみれば、そんなことはへっちゃらなのだ。
今日は、愛知県と名古屋市の若手議員さんたちが、研修で上京し、いつもお会いしている面々も多いが、あらためて話に花がさいた。
去年の２月、破竹の勢いの減税日本の河村たかし名古屋市長が、減税や行革をテーマに愛知県知事との同時選挙をしかけ、自民党は若い重徳候補と、相乗りの市長候補で戦い、トリプルスコアに近い結果で負けた、民主候補よりは上だったが。
何をやっても、あの風には逆らえない、支持率が高いうちは、減税日本のどんな欠点も東海地域のマスコミは報じなかった。
私は、勝手に減税して、国に借金をいくらつけまわしてもいい、という主張が間違っているので、そこを焦点に自民党候補を応援したけれど、河村大村コンビの大勝利からたった一月半、３月のリコール市会議員選挙は、少し別の雰囲気になっていました。
震災の２日後だったこともありますが、私は必死に応援、市議選としては例外的に、有力国会議員にも応援依頼して、戦いました。結果、自民党市議は、２人しかへらず、１９人当選。民主は壊滅、減税日本は、単独で過半数をとれませんでした。その後、減税は、トラブル続きで、減税問題については、１０％を５％にして、見直し条項をつけて、自民も賛成でやっと成立。
今月になって、ついに議長も減税から自民党に交代、河村氏とは、南京発言以来、私もちょくちょく連絡を取るようになり、その辺の政治思想については、一致点もある、とわかりました。なんといっても今彼に、中国領事館問題で突っ張っていてもらわないと、名古屋城前の一等地が占有されてしまいますから。
減税日本の市会議員さんたちは、いくらなんでもあまりに、素人すぎたのです。
今、大阪でそろそろ始まっている、維新の市会議員の問題と同じ、名古屋は第三局の台風の震源地で先進地域。名古屋市民も愛知県民も、全国のなかでは、冷静に計算のできる方々、と思いますし、今日の名古屋愛知ネイチィブの面々もそれはそうだ、と言ってました。
名古屋は、変わってる、ではなかったんです。大阪の市長選は、ダブルスコアにさえならない、名古屋的にみれば、接戦だったんだから、ノックさんからタレント慣れしている大阪は、名古屋より投票率も低く、むしろしらけてましたよ。他に入れるとこないから、橋下でいいじゃん、と。
国民は、自民に飽きて、民主にもとっくに飽きてます。
野田総理は、消費税が通らなかったら、潔く解散した方が、ご本人のためにも、民主の良識派？のためにも、いいですよ。引っ張るほど、溜まったマグマは維新に行きますから。
いつ選挙しても、維新または維新系は最低５０議席はとりますし、下手すると１００ですよ。
でも、国民は維新の議員たちという画像と番組を一度見たいんです。だから、お見せするしか方法はありません。
維新塾の２０００人がどういう方々か、存じませんが、早く「一度やらせてあげれば」いいんですよ。
行きつ戻りつ、日本の民主主義、日本の選挙がイギリスレベルになるのには、１０年みればいいでしょう。
それなら学習能力、低いほうじゃないですよ。必ず「国民の平均以上の政治家は持てない」とわかります。
そのとき日本がおかれている状況は、確実に今より悪いでしょうが、腹をくくったら１９４５年と同じに、がむしゃらにやるしかありません。
京都と滋賀の知事は、再開に反対。福井県ではないにしろ、どう考えても放射能が流れる先なので、これら２府県は「地元」でしょう。それは枝野氏も認めた、したがって、現時点では地元の同意も理解も得られてないのだが、理解は得る必要あるが、同意が要件とはいわない。それが今の役所のラインのようだ。民主政権は、役所のシナリオに乗っているので、一度「大飯から再開」と決めたらそのシナリオの想定問答しかないのだ。お気の毒に。
状況が不利と見て、そこから苦し紛れに逃げようとする枝野氏に、政権交代の時の精彩はないし、なぜか原発事故直後、しょっちゅう会見していた官房長官時代、マスコミに受けていた（その後、すべて口からでまかせに近い言い逃れとわかった）輝き？？もない。
案の定、今日になって、発言が微妙に修正、再開の含みをもたせ始めた。
そこを、すかさず突っ込む、「脱原発」の維新。 屏風の前のような場所でマイクを向けられ、なぜか両方忙しいはずの大阪市長と府知事が並んでいるのが、私には吉本の漫才コンビに見えた。
「理解も同意も一緒でしょう？国が責任とれば？」
多少の停電があっても、止めよう、という彼の主張は、福島第一の現状把握がここまでおぼつかない現状では、国民に受け入れられやすい。関西の夏が今年、どのくらい殺人的に暑いかしれないが、大阪万博の夏、日本中に今よりずっと冷房が少なかったことを思えば、耐えられる人は、耐えられる。
企業の海外移転は確かにさらに、背中を押されるだろうが、大阪が都になれば、企業誘致で活性化、と叫んでいる市長からみれば、そんなことはへっちゃらなのだ。
今日は、愛知県と名古屋市の若手議員さんたちが、研修で上京し、いつもお会いしている面々も多いが、あらためて話に花がさいた。
去年の２月、破竹の勢いの減税日本の河村たかし名古屋市長が、減税や行革をテーマに愛知県知事との同時選挙をしかけ、自民党は若い重徳候補と、相乗りの市長候補で戦い、トリプルスコアに近い結果で負けた、民主候補よりは上だったが。
何をやっても、あの風には逆らえない、支持率が高いうちは、減税日本のどんな欠点も東海地域のマスコミは報じなかった。
私は、勝手に減税して、国に借金をいくらつけまわしてもいい、という主張が間違っているので、そこを焦点に自民党候補を応援したけれど、河村大村コンビの大勝利からたった一月半、３月のリコール市会議員選挙は、少し別の雰囲気になっていました。
震災の２日後だったこともありますが、私は必死に応援、市議選としては例外的に、有力国会議員にも応援依頼して、戦いました。結果、自民党市議は、２人しかへらず、１９人当選。民主は壊滅、減税日本は、単独で過半数をとれませんでした。その後、減税は、トラブル続きで、減税問題については、１０％を５％にして、見直し条項をつけて、自民も賛成でやっと成立。
今月になって、ついに議長も減税から自民党に交代、河村氏とは、南京発言以来、私もちょくちょく連絡を取るようになり、その辺の政治思想については、一致点もある、とわかりました。なんといっても今彼に、中国領事館問題で突っ張っていてもらわないと、名古屋城前の一等地が占有されてしまいますから。
減税日本の市会議員さんたちは、いくらなんでもあまりに、素人すぎたのです。
今、大阪でそろそろ始まっている、維新の市会議員の問題と同じ、名古屋は第三局の台風の震源地で先進地域。名古屋市民も愛知県民も、全国のなかでは、冷静に計算のできる方々、と思いますし、今日の名古屋愛知ネイチィブの面々もそれはそうだ、と言ってました。
名古屋は、変わってる、ではなかったんです。大阪の市長選は、ダブルスコアにさえならない、名古屋的にみれば、接戦だったんだから、ノックさんからタレント慣れしている大阪は、名古屋より投票率も低く、むしろしらけてましたよ。他に入れるとこないから、橋下でいいじゃん、と。
国民は、自民に飽きて、民主にもとっくに飽きてます。
野田総理は、消費税が通らなかったら、潔く解散した方が、ご本人のためにも、民主の良識派？のためにも、いいですよ。引っ張るほど、溜まったマグマは維新に行きますから。
いつ選挙しても、維新または維新系は最低５０議席はとりますし、下手すると１００ですよ。
でも、国民は維新の議員たちという画像と番組を一度見たいんです。だから、お見せするしか方法はありません。
維新塾の２０００人がどういう方々か、存じませんが、早く「一度やらせてあげれば」いいんですよ。
行きつ戻りつ、日本の民主主義、日本の選挙がイギリスレベルになるのには、１０年みればいいでしょう。
それなら学習能力、低いほうじゃないですよ。必ず「国民の平均以上の政治家は持てない」とわかります。
そのとき日本がおかれている状況は、確実に今より悪いでしょうが、腹をくくったら１９４５年と同じに、がむしゃらにやるしかありません。
そのとおり、でも、おかしな方向に誘導しているのはマスコミ、戦争体験した世代は真実を見る目があったけど今は･･
原発の再稼働の問題も、当面は再稼働しなくて大丈夫だと思いますが、円安が進んで日本の天然ガス購買力が無くなれば、そうは言ってられないと思います。
ギリシャ問題が片付けば、海外の投機筋のターゲットが、日本国債に行く可能性は高いので、その時のために、ランニングコストが低く、為替リスクの少ない原発は、必要だと思います。
少なくとも、再び巨大津波が日本の原発を破壊するリスクよりも、海外の投機筋が日本国債を攻撃して、円が暴落して日本が天然ガスを買えなくなるリスクの方が大きいと思うのですがね。